平成２６年７月５日（土）松井まちづくり協議会設立総会及び記念祝賀会が藤本正人所沢市長、
本橋源一所沢市自治連合会長、地区在住市議会議員、各地区自治連合会長、地区内小中学校長ら
多数の来賓を招き、２９の構成団体の皆さん、公募市民の皆さんを含め１５０名を超える出席者
により盛大に開催されました。
近年、少子高齢化、核家族化などの社会環境の変化に伴って、
地域コミュニティの機能が大きく低下する一方で、地域の安全・安心、環境への取組、介護や子
育てなどが社会問題となってなっており、行政が緊急に取組むべき課題となっています。しかし
ながら、これらの課題解決への取組みには、従来の行政組織だけでは対応が困難になってきてお
り、地域挙げての取組みと関係機関との連携が必要となってきました。
このため地域住民が地域の繋がりを形成しながら、地域自治としての地域課題への取組みがで
きるよう各行政区にまちづくりセンターが新たに設置されました。
これらの取組みの実効性を実現するため、各行政区に地域のさまざまな団体等で構成する
『地
域ネットワーク組織』を構築し、地域が抱える問題や課題を発見し、その課題等の解決に取組む
とともに、地域の交流活動などを通したコミュニティの活性化、あるいは新たな団体の発掘や育
成を図っていくこととなりました。
松井地区では、２０回を超える準備会議などを経て、ようやく『松井まちづくり協議会』が設
立され、「地域のことは地域で決める」という基本的な考えのもとに、地域コミュニティを支え
るさまざまな活動を繋ぐ新たな仕組みがスタートしました。
「設立総会」では、越阪部四一郎設立準備会代表から、「設立総会を開催できたことは、大き
な喜びであり、会長を中心に所沢一番の協議会にしてほしい」とあいさつがあり、須田静男まち
づくりセンター長の協議会設立までの経過報告に続き、議事は安田敏男松井地区自治連合会長が
議長となり進められ、会則制定、役員選任、事業計画案・予算案などの議案が全会一致で承認さ
れ、『松井まちづくり協議会』は設立されました。
来賓のあいさつでは、藤本市長から「設立までのご苦労に敬意と感謝を申し上げます。今、犬
のフンの処理などやたら行政に頼りすぎる社会になってしまい、協議会で自治力をアップしてい
ただけたらありがたい。」とのあいさつがあり、続いて本橋自治連会長、越阪部征衛、
安田義
広、中村太、吉村健一、各市議から祝辞がありました。
「記念祝賀会」では、藤本市長、越阪部名誉会長の祝辞の後、おいしい料理をいただきながら、
お祝いの美酒を酌み交わし、来賓の方々、構成団体の皆さんが、さまざまに情報交換を行い、交
流の輪を広げました。