7月5日(日)、松井まちづくり協議会平成27年度定期総会、夏季セミナー及び夏季交流懇談会が、
松井まちづくりセンターホールにおいて開催されました。
総会出席の協議会構成団体代表のほか、総会傍聴の人、引き続き開催された夏季セミナーの聴講者、
夏季交流懇談会出席の人たちが会場を埋めていました。
総会、セミナー、交流懇談会の概要を紹介します。
平成27年度定期総会は、午後1時から上田之雄事務局長の司会で進行され、田村信男副会長の開会の
ことばにより開会されました。
安田敏男会長及び越阪部四一郎名誉会長からそれぞれ挨拶があり、安田会長が議長となり、議事の審議
に移りました。
議案は、
平成26年度における事業報告、決算報告、及び監査報告を経て、会計年度と予算執行に関す
る会則の一部改正案の提案説明があり、質疑応答ののち満場一致で可決承認されました。
引き続き、平成27年度における一部役員の選任、事業計画案、予算案の提案説明が行われ、質疑応答
ののち、こちらも満場一致で可決承認されました。
このうち、事業計画案では、
@ 協議会が主催・共催する新年祝賀会、成人のつどい、みんなで長生きを祝う会、文化祭、スポーツ
フェスティバルなどの松井地区諸事業の継承
A 文化歴史遺産・自然環境遺産の認定事業
B 夏季セミナー、夏季交流懇談会など
の自治力・交流力向上事業
C ウォークラリー大会、視察研修、M級(注1)グルメ研究会募集事業などの地区住民のための共助、
共育、共学、共遊、共働事業
D 広報紙「まついむら」発行事業
E 総会、役員会などの諸会議の開催
F その他必要な事業
の各事業が決定されました。
また、この総会では、永年にわたり、ボランティアとしてまちづくりセンターの花壇の手入れや除草作
業にご尽力いただいている越阪部金二さん(個人)と「花と緑の会」(代表:二上明子さん)に対して、
感謝状の贈呈も行われました。
注1:「M級グルメ研究会」
A級グルメやB級グルメとはいきませんが、中ほどの人気を持ち、松井「むら」に密着し
た菓子や料理など、おいしくてつい手が出てしまうグルメを開発・研究する個人または
団体の会。
MはMiddle(中ほど)、Moreish(食べたくてあとをひく)、Matsui(松井)の頭
文字です。
総会に引き続き、平成27年度夏季セミナーが開催されました。
今年度は、藤本正人所沢市長の卓話で「松井地区の今後の動きを紹介します」をお話されました。
市政運営にあたって東日本大震災を原点とする市長自らの思いが紹介され、「動け所沢!紡ごう!絆」の
スローガンのもと市政にまい進されていますが、市税収入減と民生費の増大に伴う市の財政の現状を打破
するため、所沢成長作戦などの諸施策をお話されました。
最後に、東所沢和田の市浄化センター跡地へのKADOKAWAのクールジャパンフォレスト構想、都営地
下鉄12号線の東所沢駅までの延伸、上安松地区公園整備事業、松戸橋事業など松井地区の今後の動きを
お話されました。
協議会は、これらの松井地区の動向を注視していくこととしています。
夏季セミナーの後、夏季交流懇談会が開催されました。
藤本市長、内藤隆行教育長、西山淳次、岡田静佳県議会議員、越阪部征衛、吉村健一市議会議員、越阪
部金二表彰者、二上明子花と緑の会表彰者代表などの来賓、堀口幸夫所沢東消防署長、出川和明同副主幹、
本橋栄三所沢市社会福祉協議会長、岡村淳子同課長、竹内もみ松井東地域包括支援センター長、佐藤清子
同西地域包括支援センター長などの関係機関代表、29構成団体代表者、松井地区自治連合会加入の自治
会・町内会、一般参加者、松井まちづくりセンター職員など総勢 140名余の出席を得て、盛大に開催
されました。
上田事務局長の司会で、安田会長、藤本市長をはじめ各来賓の挨拶及び紹介の後、越阪部名誉会長の乾
杯の音頭で情報の交換が始まりました。
交流懇談会は、松井地区の自治力・交流力向上事業の一環で、地域で活躍する各団体が交流し合い「絆
を紡ぎ合い」ながら、「松井をどうしたら良い地区にできるか」など意見交換し、情報の共有をしながら
地区住民の意見を聞く場として開催されます。
参加者の皆さんは、設立総会以降の協議会活動の総括や日頃あまり会う機会が少ない構成団体や関係機
関の方たちとも美酒を酌み交わしながら情報交換を行っていました。